2019年7月19日
7月18日（木）に、埼玉県立自然の博物館（長瀞町）で次期企画展に伴うジオパークの交流会が行われました。
秩父市歴史文化伝承館が主催する“ちちぶ学セミナー専門講座”を以前受講されていた方が、秩父の地形模型を手作りで製作しました。現在その壮大な地形模型を中心にジオパーク秩父や秩父の人々の暮らしを組み合わせた企画展示を自然の博物館で検討しています。それに伴い、秩父地域の様々な方から企画展のアイデアを出し合っていただき、自然の博物館と地域の方とが協力した企画展を目指しています。
今回の参加者は、地形模型の製作者ご夫婦やちちぶ学セミナーの受講者、NPO法人の方やパレオパラドキシアの化石を発掘した方、恐竜化石の発掘を行っている方や秩父市役所の方など様々な方（21名）にお集まりいただきました。
それぞれの方に自分の現在行っている取り組みや生い立ちなどの自己紹介をしていただいた後に、博物館の現在の企画展「知って！埼玉～化石でたどる2000万年～」を見学しました。多くの化石や資料から埼玉の多様性を知ることができます。その後、別室にて実際の地形模型を前に、製作の経緯や苦労した点などのお話を伺いました。参加者の皆さんは、等高線をもとに作られた地形模型に驚きと関心を寄せていました。
こうして立体の地形模型を眺めていると、秩父が川によって削られてできたことがよくわかりました。
どのような企画展になるのか、今からとても楽しみです。
埼玉県立自然の博物館ホームページ：http://www.shizen.spec.ed.jp/
