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ジオかるた

カキの化石
カキの化石

「と」・・・藤六(とうろく)には、秩父湾であった証拠の海底地滑りの跡

  • 「と」・・・藤六(とうろく)には、秩父湾であった証拠の海底地滑りの跡
  • 「と」・・・藤六(とうろく)には、秩父湾であった証拠の海底地滑りの跡
【学生による解説】
約1500万年前の秩父盆地の地層には,しばしば海底地すべりの痕跡が残されています.秩父市下吉田の藤六という地区にあるこの露頭はその中でも有名で、砂岩と泥岩からなる地層がくねくねと不規則に曲がったスランプ褶曲が見られます。スランプ褶曲は海底に堆積した、まだ固まっていない地層が、地震などの衝撃により海底の斜面に沿ってすべりながら変形してできました。砂や泥が堆積している時に盆地の片側(南ー東側)が断層に沿って沈降したことにより、海底地滑りが発達し易かったと考えられます。
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