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藤六の海底地すべり跡
藤六の海底地すべり跡

寺坂棚田てらさかたなだ・寺坂遺跡文化・歴史サイト

<ruby>寺坂棚田<rp>(</rp><rt>てらさかたなだ</rt><rp>)</rp></ruby>・寺坂遺跡

基本はコレ!

寺坂棚田は、高篠(たかしの)山から流れる曽沢(そざわ)川沿いの河成段丘にある、埼玉県下では最大の棚田。 武甲山を背景にのどかな田園風景が広がり、近年は夏に行われる「ホタルかがり火まつり」での幻想的な光景が有名になった。
太古の昔から人々が暮らし、縄文時代の遺跡が見つかっている。
タルかがり火まつり

 横瀬町町民会館の脇を丸山林道に向かうと、南に面した斜面に約330枚の棚田があります。ここは太古から人々が暮らし、縄文時代の遺跡が見つかっています。高篠山から流れ出る曽沢川の水を引き、武甲山を背景にゆるやかな傾斜地に広がる水田は、心癒す風景をつくりだしています。寺坂棚田は曽沢川・横瀬川に沿った河成段丘で、上部の標高は羊山と同じ約270m、下部は低位段丘の市街地と同じ高さです。荒川と違い奥秩父からの砂礫が運ばれてこない横瀬川の流域には泥質の土がたまり、水田に向いた土壌となりました。

 曽沢川上流の高篠山は、海洋プレートや海底の火山活動でつくられた溶岩などが変成を受けてできた御荷鉾緑色岩類(みかぶりょくしょくがんるい)からできています。

 棚田からは、縄文遺跡が見つかり、御荷鉾緑色岩を材料にして磨かれた石斧が出土しています。また、稲作の開始は鎌倉時代と考えられています。詳しくは横瀬町歴史民俗資料館で学ぶことができます。

アクセス
電車・・・西武秩父線「横瀬駅」下車徒歩15分
ナビ入力住所・・・秩父郡横瀬町大字横瀬1854(現地周辺)
駐車場
あり(大型バス可)
リンク
横瀬町観光WEBサイト「歩楽~里よこぜ」
近くのサイト・拠点施設
横瀬町歴史民俗資料館8:新田橋あらたばし礫岩露頭れきがんろとう2:札所4番金昌寺きんしょうじ礫岩層れきがんそう石仏群せきぶつぐん丸山山頂展望台
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大地の営みと共に生きる

地図

B03_寺坂棚田

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