2018年12月18日
「漣痕(れんこん)だと思うので、一度見に来てくれ・・・」 地元の方から連絡が入りました。
(※漣痕とは? : さざ波の跡が地層面に残ったもの)
12月15日(土)、小鹿野町で恐竜化石を探しているグループと一緒に調査に出かけました。
厳冬期の氷柱で有名になった尾ノ内渓谷から、さらに奥に入った沢。 ここは晩秋から春まで太陽の光線の来ない谷で、物凄く冷え込んでいました。
沢底にありました・・・。 しかし、残念ながら、現在の沢の水や土砂によって削られたもののようでした。
午後は、パレオパラドキシアの産出した「般若の丘」近くの奈倉層の調査。
こちらも 「骨の化石があるから見に来てくれ・・・」 との依頼がありました。
・・・ どうも石灰分が棒状に堆積したもののようでした。
たくさんの方が、「ジオ」 に興味を持って、たくさんの情報を寄せてくれるようになりました。